【授業実践紹介①】6年生 第3時

公開日: 2024年10月8日火曜日

カルシウムを意識した食生活を探ろう!の第3時を紹介します。

★本時の目標:自分で夏休みに作る昼食メニューを考え、チャレンジシートを作成し、実際に取り組みへ向けて動き出す。

★本時の様子:第3時では、前時に考えた昼食を全体で発表し合いました。数種類のメニューを考え「この中から組み合わせて食べられる量を食べる」というYさんの発言からスタートしました。他にも量的な見方をしている人やカルシウムやビタミンD以外の栄養素にも注目して考える姿が見られました。そこで、共通体験である給食の工夫をT2から説明することで、第5学年の主食・主菜・副菜をそろえると様々な栄養素がとりやすくなることや手ばかりを活用すると量の目安を把握しやすくなるようにしました。

T1:前回は、カツ丼と牛乳という昼食を考えましたね。今回はアレンジしていましたね。
K:カツ丼と牛乳だけじゃ栄養が足りないと思ったので、自分の好きなゴーヤチップスとゴーヤチャンプルを副菜にしました。ゴーヤチャンプルは、豆腐や卵も入っていてカルシウムやビタミンDがとれるし、カツはたんぱく質もとれます。
T2:品数が増えましたね。
C:ちょっと量多くない?
T1:ちょっと量が多すぎるなと思ったときにはどうしますか?
K:副菜のゴーヤチャンプルやゴーヤチップスをこのくらい(手ばかりで両手にのるくらいを実際に全体に見えるように手で示す)にするといいと思います。
T2:手ばかりを使って野菜の目安量を考えて、全体の食べる量を調整していくんですね。

 このように、昼食内容を再度栄養バランス(五大栄養素の見方や主食・主菜・副菜の考え方)や量(手ばかり栄養法を活用)から見直していき、よりよい昼食内容に改善していきました。

 そして、実際に夏休みに子どもたちは「夏休みチャレンジシート」にコースを選んでお昼ごはん作りに取り組みました。購入するコースと自分で作る2つのコースから自分に合った方を選択しました。子どもたちは、コンビニで購入する際に栄養バランスを意識したり、家庭科で調理したメニューに品数をプラスして献立にしたり、暑い時期でも食べやすい料理にしたりと素晴らしいチャレンジの様子がありました。
 
 最後までお読みいただきありがとうございました。




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