【2-1】グリンピースのさやむき体験

公開日： 2022年5月13日金曜日

　5月6日金曜日，2年1組の子どもたちに，グリンピースごはんに使うグリンピースのさやむき体験をしてもらいました。総量20kgを9つのグループに分かれて，手洗い・アルコールでの手指消毒をして臨みました。

　グリンピースを見せて「何か知っている人？」と問いかけると，「そらまめ」「えだまめ」などなかなか答えが出ませんでしたが，剥いてみせるとようやく「グリンピース！」と分かったようでした。旬のお話をすると，早く食べたいとわくわくする様子。いくつ入っているか観察したり，グリンピースの香りを楽しんだりしながら，附属小のみんなに生のグリンピースのおいしさを届けたいと最後まで頑張ってむいてくれました。「剥いていたら草みたいな香りがしたよ」「１粒ずつそれぞれ形が違うね」などといろいろな気付きを出し合ってくれました。

　子どもたちがむいてくれたグリンピースは，下処理室で3回洗った後，塩をまぶし沸騰したお湯でボイル。やわらかくなったら，水を循環させながら徐々に温度を下げ，しわしわにならないようにしました。今年は，趣向を変えてグリンピースたっぷりのカレーピラフにしてみました。冷凍や缶詰のグリンピースにはない，ぷりぷりとした食感がとてもおいしく仕上がりました。他の学級の先生方からも「やっぱり生のグリンピースは違いますね！」と好評でした。

　給食の時間に学級を訪問すると，早く食べたくてそわそわ。「おいしい！」「おかわりしたい！」と自分たちがむいたグリンピースを笑顔で頬張る姿がありました。「すっごく苦手です」と言っていた子も「今日のグリンピースはおいしかった！」と満足げな表情を見せてくれました。「剥いたときと（調理済みの）グリンピースの形が変わるのはどうして？」とグリンピースを観察しながら食べていた子もいました。旬の食材に触れるとともに，自分がむいたグリンピースを大切に思う気持ちが芽生えた素敵な時間になりました。